2016年日本語教師研修

主催：ホーチミン市師範大学日本語学部

協賛：カシオ計算機株式会社

概要

教育の中でテストは重要な地位を占めます。成績を付けたり、学生を振り分けたりするだけでなく、学習者が学習目標を達成したか、どのような学習をしているかを調べ、フィードバックを与えたりする重要な役割を持っています。今回の研修では、効果的なテストのデザイン、実施方法に焦点を当てます。前回に引き続き、バックワードデザインのプロセスに従ったカリキュラムデザインのモデルを考え、目標を立てた後、それを達成したかどうかを調べるテストをどのようにデザインするか、何を評価するか、どのような基準で評価するか、テストの結果をどのようにフィードバックを効果的に与えるかを考えてみます。具体的には、対人的コミュニケーションと提示的コミュニケーションのパーフォマンス評価をどのように行うか、言語能力以外の学習者の関心、意欲、態度などをどのように評価するかを考えます。前回のように、参加者はグループで実際にテストを作り、その結果をポスターで発表し、お互いにフィードバックする予定です。

スケジュール（変更の可能性あり）

一日目　７月８日（金曜日）

8:30 - 11:45      ワークショップの目標設定・学習目標と評価・何をどう評価するか・口頭能力の評価

13:15 - 16:30      口頭能力のプロチーブメントテストデザインと実施

二日目　７月９日（土曜日）

8:30 - 11:45      形成的評価と総括的評価・ルーブリックによる評価のデザイン

13:15 - 16:30     ルーブリックによる評価のデザインと実施

三日目　７月１０日（日曜日）

8:30 - 11:15      学習者の関心、意欲、態度、２１世紀のスキルの評価、自己評価、グループ評価

12:30 - 14:00     Casioによるプレゼンテーション

14:00 - 16:30     研修のまとめ

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