東南アジアの学生によるコンテスト

日本語トーク

2018年3月２４日（土）（午後）

セミナー：「学生と日系企業」

目的：

日系企業の情報を充分把握できないという就職環境の不備はベトナムの日本語学習者の課題の１つである。ベトナム国内の多くの日本語学習者が将来、日系企業に就職することを希望しているが日本の就職文化・ビジネスマナーの必要性を認識せず、日本語能力にのみ焦点を置いている学生が多く見受けられる。

企業の期待と日本語学習者の学習目標がマッチしてないため、日本語学習者が急速に増加しているにも関わらず、日本語人材の採用ニーズに応えられなかったのが現状である。今回のセミナーは企業と日本語学習者の相互理解を深めることが出来る機会だと考えられる。

セミナーにおいて、東南アジア各国の日本語学習者の日系企業への就職意識、日系企業への期待などが明確化される。また、企業の学習者に対する期待やヨーロッパ系の企業と比較した際の日系企業の特徴も回答される。これらの情報は日本語人材を育成している日本語教師にとっても重要なデータとなると考えている。

セミナー後、企業とその企業に興味のある学生とのマッチングとして、懇親会も行う。24日のセミナーは25日に開催される日本語トークの一環である。コミュニケーション能力は今年の日本語トークの評価要素の１つであるため、セミナーと懇親会においての態度はコンテストの出場者の成績の一部になる。

2018年3月25日（日）

午前：「東南アジア学生によるスピーチコンテスト」

インドネシア、カンボジア、ラオス、フィリピン、タイ、マレーシア、ベトナム、シンガポール

(ミャンマーの学生は期末試験の為欠席)

テーマ：日本語—世界への扉

午後：市内観光